お仕置き請負人良子 第12話 お仕置き日程
良子は、まさるのお仕置きを終えて、前に厳しい
お仕置きをしたにもかかわらず、約束を破って
未だに、タバコを止める事ができていない
ゆう子に、躾けのフォローも兼ねて、彼女の住む
マンションへ急いだ、まさるのお仕置きの前に
一度、ゆう子の留守に、お仕置き依頼人の母親から
預かった、部屋の鍵でゆう子の部屋をチェックして
いたのだ。年頃の女の子の部屋に無断で入るのは
気が引けたが、それだけゆう子の両親が娘を案じて
いるのだろう、良子は依頼人の望む成果を出す事を
常に、優先している
良子は、ゆう子の部屋に向かう電車の中で
今月のお仕置きスケジュールの確認をしていた・・
今回も本人からお仕置き依頼でメールから
問い合わせがあった女性だった。
もしもし。木村せりなさんのお電話で良かったですか?
「はい、そうです。」
先日、メールを頂いた請負人の良子です
「あっ、はい、お仕置き・・のですよね。」
えぇ、本日はカウンセリングの日程でお電話致しました
メールでも、詳細をお届けしたのですが、お急ぎの場合は
カウンセリングと、実行日が同日になります、
せりなさんがよければ、明後日の18時にお宅に伺いますが
宜しいでしょうか?特に代金以外はせりなさんが用意する
ものは、ありませんのが、体調の方は万全ですか?
「はい、問題ありません、お願いします。
ひとつだけ、お願いしたい事があります
出来れば。あの~。お仕置きはペンペンだけで・・
躾けてもらいたいのですが・・」
もちろん、構いませんが、場合によっては
せりなさんの、為にもう少しだけ厳しい躾けを
する事がありますが、大丈夫ですか?
「どんな・・お仕置きですか?」
詳しい内容は、カウンセリングの時にお話させて頂きます
お仕置きが始まる前は、キャンセルも可能ですから
ご安心下さい、それでは明後日の18時に伺います。
確か・・お一人で住んでいらっしゃいますよね?
「はい、一人です今は・・宜しくお願い致します」
良子のお仕置きスケジュールはほとんど埋まってる
状態だったが、顧客の事情によっては、依頼を受けていた
ゆう子のマンションに着いたのは夜の9時近くだった・・
良子が彼女が住んでる階でエレベーターを降りようと
したら、目の前にゆう子がいた・・
良子
あら、お出かけ?こんなに遅く・・・
ゆう子は、突然目の前に現れた良子に驚き、
とっさに、口にしてしまった。
ゆう子
カラオケ・・いや、友達の家で
大学のレポートを書こうかな~っと思って
今から、行くところだったんです。
でも、良子さん、今日は、どうして?
良子
この間、ゆう子ちゃんとお約束した事がきちんと
守られているか?様子を見に来ただけよ。
出かけるんなら、しょうがないわねぁ~
また、今度にしようかしら、でも、こんな夜遅くに
お友達のお宅におじゃまするんなら
一言先方の親御さんに
連絡しておかないと、いけないわね~。
私は、あなたのママ代わりだから、当然よね?
ゆう子
あの・・え~っと。そう!いつもの事だから
全然平気です。電話はしなくて大丈夫ですから~
良子さん、気にしないで下さい。
良子
ゆう子!いつまで嘘を言うつもりなの?
本当の事を言うのなら、今のうちよ!
私に嘘をついた、悪い子がどんなお仕置きを
受けるのか、忘れたわけじゃないでしょうね~
今、直ぐに本当の事を言うのなら、この事は
聞かなかった事にしてあげてもいいわ。
どうするの!言うの!言わないの!ほんとは。
何処に何しに行くの?私とっても気が短いの
お口で言えないのなら、またあなたのお尻に聞いても
構わないのよ、ちょうど今日はいろんな
お仕置きの道具を持ってるのよ~。見たい?
ゆう子
良子さん、ごめんなさい。本当は友達とカラオケに・・
良子
それなら、そうとちゃんと、言えばいいのに
カラオケぐらい、あなた位の年頃の子は毎日行ってるわ
私は、そんなに分からない人間ではないのよ~。
ゆう子ちゃん、私はあなたのママ代わりだけど
いつも、叱ってるばかりのママじゃないの、良い子の
時は、私に遠慮なく甘えても良いの、でも・・
悪い子の時は、私はあなたの本当のママの様に遠慮なく
叱りますけどね!お部屋に戻りなさい!
今夜はお出かけは許しません、この間のお仕置きでは
まだ、ゆう子は良い子になってない見たいだから
もう一度、お膝に乗せてあげるから、覚悟なさい!
ゆう子
ごめんなさい!ごめんなさい!
お友達と約束したから~、お仕置きは嫌です。
良子
直ぐに電話なさい、今日は行けないって。
それとも、泣きながら電話したいの?
来なさい!!
良子はゆう子の腕を取ると、部屋の中へと押し入れた・・
続く
次回のお仕置き請負人良子では
ゆう子が嘘をついた罰と約束を守れずにタバコを吸った
厳しいお仕置きをする事に・・ゆう子のお尻は当分椅子に
座れない程に折檻された・・・