『お仕置き閻魔帳』14話
甘えん坊思考
「良いもんっ!どうせ、ちえはさぁ、かんちゃんに
いっぱい、お尻ペンペンされれば、直ぐぶっ飛んで
痛くも、なぁ~んとも、なくなるんだからあぁ~。
はぁ~い。いくらでもお尻ペンペンをどうぞぉ~」
確かに、ちえは僕が、連続で300もお尻を叩けば
えぇ?気を失ったの?と・・叩いてる僕が驚く位に
体をグッタリさせて、まさに爆睡といった感じになる
でも・・今回はそうはさせない。しっかりとちえの
意識と反省の言葉を確認しながら。小分けにお尻を
叩くつもりだ。お仕置きとしてのスパンキング・・
この罰を与える時の最も大切なポイントは、二度と
同じ過ちを繰り返せない、いや、繰り返したくないと
完全に相手の潜在意識に刷り込む事でその為に相手に
少々、痛みの恐怖心を刻み込む必要がある。それも
メリハリのあるスパンキングで、例えば、5回のお尻
叩き中に2回は、目から火が出て飛び上がる様なやつだ
『悪ふざけをしているのも、今のうちだよぉ~
先ずは・・パンツの上から始めようかあぁ~』
僕は黒のサテンのスカートをふわぁ~っと捲くりあげ
先ずは彼女のお尻、全体がほんのり赤くなるまでを
目標?に尻たぶの下部の方から徐々に上の方へ・・
ひとしきり叩くと、今度は、僕の手をまっ直ぐ下へ
振り下ろすと自然に落下する比較的叩きやすい場所を
集中的にスパンキングした。さすがに同じ場所だけ
叩かれるのは辛い。彼女の口から呻き声が漏れ始めた。
「あぅ・・あ・・いっ・・そこ、ばっか嫌ぁ~!」
『なぁに?ここ?ここが、どうしたってぇ?』
ぱぁん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱん!ぱんっ!
「同じとこは・・嫌ぁ~んっ!あと・・あっ、
あんっ!お尻の下の太股の裏も駄目だってぇ~!」
『ぜんぜん、聞えないなぁ?』
ぱん!ぱん!ぱん!ぱぁん!ぱちぃ~いん!
「ひやぁ~あっ!後で仕返ししてやるぅ~!」
甘えの原型こそは多少、僕と彼女では違いがあったが
僕の膝の上でお尻を”もそもそ”させながら言いたい
放題、甘えた我侭を言うのが、彼女にとっては願望の
ひとつ・・・なのかも?知れない。心も身体も大人が
本気で甘えられる場所はスパンキーしか知り得ない場所
なのかも・・。次回のお仕置き閻魔帳、第15話は
「究極の癒し」です。