スパンキング体験
アニメのスパシーン
この世界にハマったきっかけは、これが一番大きいでしょう。「忍玉乱太郎」の「雑草サラダ」で、初めて「機械スパ」を見た時は衝撃でした。お尻をかばえないように手を縛られて、水車に取り付けられたパドルの弾性エネルギーによる打突が機械的に絶え間なく襲って来るという状況は、当時小学2年の私には、戦争映画の虐殺シーンに匹敵する残酷さでした。当時、ようやく親に「お尻ペンペン」をされなくなって間もなかった私は「こんなのされたら○ぬ!」と本気で思いました。ところが、恐怖に慄きつつも「○にそうなほど辛かったあの痛みって、どんなだったっけ……」と、気にしてしまう自分が居ました。風呂場でこっそり自分のお尻を叩いてみたり(今思えば、セルフスパの始まりですね)、うつ伏せに寝て、されている所を想像してみたりしていました。程無く(2年ほど)して見たのが「名探偵コナン」の「花の香り殺人事件」でした。事件解決後の落ちとして、眠っていた為に経緯を知らないヘボ探偵が、コナンの行動を「会場荒らし」と決めつけてお仕置きをするという場面でした。何一つ事件を解決していないくせに威張り散らすヘボ探偵に怒りを覚えつつも「あ、コナンも「される」んだ……」と、妙な安心感を覚えました。「人に話したくない」「恥ずかしい」「痛い」体験を、意外にもアニメの主人公が共有してくれたからです。(オタクになったきっかけも、多分このへんでしょう「恐怖体験」が「コナン君との共通の体験」になった瞬間でした。そして、後にも書きますが、コナン君の場合は、理由が100パーセント本人の非では無かった事も、私にとっては救いになりました。 (「君がぶたれるのは、君が悪いから。でも、君が人をぶつのは悪い事」という図式を打ち破ってくれたので)
・幼少期のスパ環境
小学1年位まで、されていました。主に母に。正座OTKで8~24回だったと思います(8回1セットで、気分次第で3セットぐらい(その都度膝に乗せられて)されていました)。・よくされた理由 1.知らない人と話した 母は何故かこれをよく怒る人でした。大人になると、寧ろ「知らない人と話せる」人が重宝されるのに……。まあ、心配だったんでしょう。誘拐とか? オカン、べつに恨んでないよ!ただ、風邪引いて、医者へ行った時に、病院の待合室で別の家のオカンと話した時の、家に帰ってからのブチ切れぶりには引いたよ……。
2.電気で遊んだ
理科の実験番組が好きで、見よう見まねでコンセントから配線してみたら、ショートして「ドカン!」。部屋の隅で「実験に失敗した科学者みたいに(母談)」呆然としていた私めを、とりあえず捕まえてペンペンしたそうな……。
3.公共の場で騒いだ
ちょっと魔がさしました。外では「静かにしてる」のが当たり前だった当時、変わった事がしてみたくなりまして……。日曜礼拝の席で、いつも先生に怒られていた子よろしく騒ぎ立ててみたら、意外に楽しくて……その後は痛かったです。
・当時のスパ観
叱られる事とお尻ペンペンはほぼセットでした。本当に小さい頃(~3歳くらい)は、世界は親と自分だけなので「お母さんが怒ったら「お尻ペンペン」される」というのが世界のルールでした。痛い上に逃げ場が無いので、狂ったように泣いていたと思います。この頃は、傍でおばあちゃんが見ていて慰めてくれたりすると、安心しました。ところが、幼稚園に入って、周りの子たちが「お尻ペンペン」について全く語らないので「ひょっとしたらされてる(されるぐらい悪い事してる)のは俺ぐらい?」と思い始め、人に分かってもらって安心したかった体験は、すっかり「恥ずかしい」体験になってしまいました。「ドラえもんの「のび太君」も「アンパンマン」もされてない。俺は恥ずかしい奴なんだ……」と思っていました。
・幼稚園の子供達の「悪ふざけ」
おままごと?女子達に「お尻ペンペンごっこ」なるものに付き合わされた事が有ります。床に組み伏せられて、しかもご丁寧にパンツも降ろされて、延々叩かれました。……何でもっと味わっておかなかった? 当時の私! (←オイ!)休み時間が終わっても止めてもらえず、先生が止めに入ろうとすると「だってxxくん、悪い事したよ?」……ほんとに何かしたならごめん。ただ休み時間終わったら切り上げようよ。先生に怒られるのも怖いんだよ。
・保護者会の次の日
休み時間になると、決まって一緒に遊んでいた友達が「xx君て、悪い事すると「お尻ペンペン」なんだよね♪」と言って「私がお尻ペンペンされてる絵」を描き始めました。やめてくれ。ただ、当時の会話を妄想上の園児達に当てはめると……かわいいな。うん。ちなみにその子は、普段は優しくて、家に遊びに来た私に「秘密のお菓子の隠し場所」を教えてくれたりするような子でした(キャラメルを貰いました)。
・親同士の不穏な話し合い
どうやらオトンは「されて」育っていないらしく、何度か母に「お尻ペンペンってどうやったらいいの?」みたいなことを聞いていました。親父、知ってるぞ!しかも、電車の中で堂々と。私の抗議は無視して、結局「抱き抱えて(OTKのこと)叩くのが一番」という結論になりました。恥ずかしいやら悔しいやらで、電車の座席をゴンゴン蹴りまくった私は、結局帰ってから「される」運命になりました……。
・父のスパ観
多分有ったと思います。というか、私にやってて目覚めただろ! 絶対!中学に上がりたての私に、絵つきの英語辞書を買ってきて、先ず見せたのが「尻(bottom)」の項目。しかも例文として「お尻ペンペンしますよ!(I will spank you!)」が載っているのを(「bottom」使わないのに何で載せたんだろう……)嬉しそうに読んで聞かせて来ました。なあ、絶対ハマっただろ! 幼稚園の俺にお尻ペンペンしてハマっただろ!その後も何か怒るわけでもないのに「お尻ペンペンしてみて良い?」とか聞いてきました。今思うと愉快な親父だぁね。でも浮気は絶対しないよね。これからもオカンを大切に。
・今のスパ観
今のスパは「楽しむもの」です。「昔、こんなことされたよね」「可愛いお尻だね」なんて雰囲気で時には痛くしてみたり、優しくしてみたり、というミュニケーション的なスパにあこがれています。後の体罰観ともセットになりますが、非を咎めるようなスパは、本人が望んでいるなら有りですが、理不尽に叱る・叱られるのは嫌です。
・体罰観
体罰は、躾の為に振るう「暴力」で、暴力は「悪」だと思っています。ただ、人間はいろんな事情で「悪い事」もしてしまうのだと考えています。 だから、お尻ペンペンされた後の子が許されるのと同様に、お尻ペンペンしても親が親で居られるのは、子供が「許している」からでしょう「許される」限度にする事が大事だと思います。当時から今のスパ観への移行期で、体罰是非のサイトをいろいろ見ました。「言って分からなければ叩くしかない」という強硬派。「お尻なら安全」という神話崇拝。「話せば分かる」という楽観。「本人の成長を目的としているのだから、叩くのは『良い事』」というマキャベリズム。 ただ、どれも「本人に非が有る」のを前提としているのが疑問でした 刑罰に対しては、常に冤罪を考慮して議論するのに「大人は何でも分かる」とでも思ってるのかと……。そんな中で、冒頭のコナン君が、一つの救いになってくれました。納得行かない理由で怒られた時は「コナン君のつもりになれば良い」と。
・賛否について
聞かれたら「反対」と答えます。「賛成」と答えた時に邪な気持が入らない保証が無いからです。・性的趣味だと自覚した時期中学になって、親にインターネットを入れてもらいました。で「「お尻ペンペン」されてる人はどのくらいいるんだろう」なんて気持ちから、育児サイトをROMっていました。その中で、スパイラストを掲載したサイトに行き当たり「あれ、女の子が「お尻ペンペン」されてる所って、何でかドキドキる……」と思ったのがきっかけでした。人にも言えませんし「どうしよう。俺、むっつりスケベ野郎だ……」と思っていました。・何時か出会うかもしれないパートナー様そんなわけで、するにしてもされるにしても、そこまで上下関係が定まらないのが理想です。「許し合う」仲なので。「お友達内閣」ならぬ「お友達スパ」が今のところ理想です。さて、長くなりましたが、パートナー募集に際して、スパに関して私めを知って頂くために過去語りをさせて頂きました。ちょっとでも楽しんで頂けたら幸いです。 スパンキング体験掲示板より